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2010年8月

『グレイヴディッガー』読了

『グレイヴ・ディッガー』読了

「夜が明けるまでに、すべてが決着する。何があろうが生き延びてやる。
 生き延びて、自分の骨髄を白血病患者に届けてやる。
 最後に笑うのは俺だ。」(『グレイヴディッガー』)

友達の「すご~く面白くて一気読みだよ」というお薦めコメントに心動かされて
借りてきました。

今までいろいろと悪さをしてきた八神は、生まれ変わるつもりで骨髄バンクに
ドナー登録していた。いよいよ骨髄提供手術の準備のため入院するという日に
立ち寄った友人の家で死体となった友人を発見、その直後から見知らぬ集団に
追われることとなる。
八神を追う集団とは何なのか、そしてまたその集団を狩る者が出現し、
更に警察もその跡を追ってくる。八神はただひたすらに追っ手の腕を
かいくぐり、骨髄提供のために病院を目指す・・・。

八神の前には次々と障害が現れ、彼はそれをギリギリのところでかわしながら
進んでいきます。殺し方などがちょっと芝居がかっていて大袈裟ですし、
すごいカーチェイスがあったりして、全体的にアメリカ映画のような感じです。
八神が追われる理由や人が殺される動機なども少々強引な感じで
リアリティが無いと言えばそうなのですが、ただ、テンポが良くどんどんと
読めますので、息抜きに愉しむにはもってこいです。

著者の高野さんは、映画にもなった『13階段』を書いた方ですが、
私は今回初めて作品を読みました。
友人によると『13階段』もとても面白かったそうなので、
それもぜひ読んでみたいと思っています。

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夏バテ

先週辺りからちょっと疲れっぽいかな~なんて思っていたら、週末から
今週頭にかけて頭痛と怠さとお腹の不具合と微熱に悩まされ、
ダウンしてしまいました。

月曜の朝起きた時点で体調は最悪だったのですが、どうしても外せない
仕事があり無理して出社したのが祟ったらしく、その後二日間更に
苦しむ羽目に・・・bearing

家を出るのも億劫で、結局医者には行かず仕舞いでしたが、なんとか
復調してきました。
今まで、夏バテなんてどこ吹く風と思っていて、ちょっとは夏バテした方が
痩せてかえって健康に良いかも~、なんて軽口を言っていたバチが
当たってしまいました。

皆さんも、体調にはどうぞお気を付けください。
体力あるし夏バテなんて、と思っている方ほど要注意です。
(そんなおバカさんは私だけか・・・coldsweats01 )

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『再会』読了

『再会』読了

「タイムカプセルを埋めよう。そう発案したのは直人だった。直人のアイディアに
 三人は乗った。廃校となる小学校の庭にタイムカプセルを埋める。魅力的な
 計画だった。そして何よりも四人にはどうしても埋めてしまいたいものがあった。」
(『再会』)

これも友達から借りました。

23年前に4人の子供達が埋めたタイムカプセル。
タイムカプセルにとじ込めたはずの秘密。
成長した彼らはある事件をきっかけに再会し、それぞれが過ごしてきた
人生の中で抱えている秘密と、タイムカプセルの中の秘密とに
対峙することとなります。

第56回の江戸川乱歩賞の受賞作。
何度も挑戦した末の受賞だそうです。
諦めずに挑戦し続けた著者の方に敬意を表します。
語り手によって視点が変わるので、まっすぐに事件が見通せないところが
良いと思いました。それぞれが少しずつついている嘘が効果的だと思いました。
文章にも無理が無く、一気に最後まで読めました。
ただ、最後の方はちょっと駆け足になり、解決への持って行き方が
少し強引になってしまった感じはしました。

とても面白く読めたので、次回作に期待したいです。

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『つくもがみ貸します』読了

『つくもがみ貸します』読了

「出雲屋の古道具の中に、付喪神がいるのではないか。
 清次とお紅は、ある日そう結論を出した。出雲屋にある道具の幾つかは、
 確かに時々口をきくのだ。」(『利休鼠』)

大好きな「しゃばけシリーズ」の著者、畠中恵さんの作品です。

損料屋兼古道具屋の出雲屋では、今日も付喪神達が姦しくおしゃべりをしています。
出雲屋の清次とお紅(こう)は、付喪神達のおしゃべりを聞かぬ振りで耳を傾けて
います。付喪神達は噂好きでおせっかい。
出雲屋の周りで起こる道具達にまつわる不思議を清次・お紅と付喪神達が、
微妙な距離を保ちながら協力して解いていきます。
そして、付喪神達は清次とお紅の行く末にも興味津々です。
お紅が思い悩んでいる様子の「蘇芳」とは?清次の想いはお紅に届くのか?
不思議で楽しいお話です。

つくもがみ達と清次・お紅の遣り取りが楽しい作品でした。
お紅が自分でも掴みかねている気持ち。渋々ながらもお紅を助けずには
いられない清次のせつない想い。そこに不可思議な事件とが上手く絡み
合っていてとても楽しく読めました。
付喪神の存在を自然に肯定しているところは「しゃばけシリーズ」にも
共通していますが、お互いに一線を画していて直接の遣り取りはしない
というところが違っていて面白かったです。

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CDの管理

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世間はお盆休みですね~。私は関係なく仕事ですが、なんとなくのんびりとした
ムードが職場にも漂ってますね。
もちろん、仕事はちゃんとやってますよ(笑) 電話も来客の予定もないこんな時は、
ちょっと先延ばし気味になっていたデスクワークを一気に片づけるチャンスなので。
(写真は我が家のジェフリー。のほほ~んとした感じが大好き。金井二一奈さんの
 ベアです。)

最近、手持ちのCDの管理についていろいろ考えています。
いろいろ試行錯誤しながらもなかなか決定打がありません。
ほとんどがクラシックのCDで、同曲異演が多い上、(他のジャンルは分かりませんが)
クラシックのCDってかなり以前に出ていたものがジャケットを変えたり、
メーカーが変わったりして再発売することが多いので、「やっちゃったー」という
ケースがたまに発生するのです。

ちゃんとデータベース化していれば、買う前にチェックできるのでしょうけれど、
大雑把に作曲家別、演奏家別に分けてあるだけなので、そう簡単には
いかなくて・・・coldsweats01

エクセルなんかで管理すれば簡単なのでしょうけれど、いちいちPCを立ち上げるのは
面倒だし、やっぱり手書き管理かな~。うぅ・・・でもそこまでマメにできるのだろうか。
悩みどころです。

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ホクホク

ホクホク

昨日は思わぬ収穫があってホクホクです。

本とCDは別々の人から貸していただいたのですが、どちらも思いがけず借りられる
ことになったものです。

本は貴志祐介さんの『悪の教典』です。
貴志さんの本は実は『黒い家』しか読んだことがありません。とにかく怖くて、何度か
読み返しましたが、その度に改めて怖いな~と思わせられる作品です。
人の思い込みの怖さ、話して通じない相手に対する恐怖がひしひしと伝わってきます。

『悪の教典』は気にはなっていたのですが、ものすごいボリュームなので「他にも
読む本はあるし」と横目で見て素通りしていたのでした。
そうしたら、たまたま会社の後輩と最近読んだ本の話をしていた時に話題になり、
「貸しましょうか?」の一言に飛びついてしまいました。
ありがとう。楽しませていただきます。

CDは、これもたまたま、最近気になっているシューマンの話をしていた時に後輩が
「CD持ってますよ。聴きますか?」と言ってくれたので「貸してください!」と
これにも飛びついてしまいましたcoldsweats01

CD4枚の内、3枚がシューマン、1枚がショパンです。
私はよく聴くジャンルが古楽系統に偏っているので、なかなか世界が広がりません。
こういう機会はとてもありがたいです。
アルゲリッチとケンプは全く同じ内容で《子供の情景》と《クライスレリアーナ》。
同曲異演なのですごく楽しみです。
残りの2枚はミケランジェリです。ケンプとアルゲリッチは自分でもCDを持って
いますので聴いたことがあるのですが、ミケランジェリは初めてです。
とても有名なピアニストなので名前は知っていましたが、どんな演奏でしょうか。
ミケランジェリのシューマンは謝肉祭。謝肉祭は最終曲の「フェリシテ人と闘う
『ダヴィッド同盟』の行進」が結構お気に入りです。
ショパンはマズルカ、前奏曲、バラードなど有名どころが揃った内容です。

当分退屈しないな~。優しい後輩達に恵まれた幸運に感謝です。ありがとうconfident


先日、CDで以前からどうしても欲しいと思っていたものをついに買いました。
かなり大きな買い物でしたが、念願かなってなのでとても嬉しいです。
取り寄せ中なので、今は届くのをワクワクしながら待っているところですlovely

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泡立てる

このところ泡立てることに凝っています。

少し前に購入した『シンプルに生きる』という本の中に、シャンプーを泡立てて使う、
ということが書かれていました。
髪に付けてから泡立てるのではなく、泡立ててから髪に乗せて洗うのです。
これがかなり気持ちいい(*^_^*)
地肌までさっぱりとするし、泡切れも良いのです。

この本では、お風呂で泡立てるための小さなボールを用意する、となっていて、
「早速探さなきゃ!」と思わず先走りそうになりましたが、そこは断捨離中の身、
代用品が何かないか・・・。《 洗面器 》があるじゃない!!(笑)

実際これで十分でした。我が家にあるのはちょっと大きめですが、
これの端っこにシャンプーをひと垂らしして、少しの水を加えて
手を茶筅のように使って一気に泡立てます。
面白いように泡が立ちますから、ぜひ一度試してみてください。

この要領で洗顔料も泡立てています。
洗顔料の場合は洗面器ではなくて手のひらですが、
手のひらを窪ませてそこに洗顔料を置き、もう片方の手に水を付けて
これも茶筅のようにして泡立てます。
私は通常ジェルタイプを使用していますが、クリームタイプでも問題なく泡立ちました。
以前も手のひらで泡立ててはいましたが、こちらの方がずっと軽くて優しい泡に
なるような気がします。

このことがきっかけで、泡で洗う、ということについて認識を新にしました。
身体を洗う、手を洗う、食器を洗う、などの時には、泡立てることをかなり
意識している今日この頃です。

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『ぶぶ漬け伝説の謎』読了

『ぶぶ漬け伝説の謎』読了

「なるほど、折原君はぶぶ漬け伝説を民俗学的見地から考証し、京都を語ろうと
 しているわけや」
ご住職の一言がすべてを物語っていると感じたのは、僕だけではなかったようだ。
折原と僕の声が「それです、まさに!」と、重なった。 (『ぶぶ漬け伝説の謎』)

友達本、着々と消化中。

支那そば館の謎』続編。

けいちゃんとムンちゃんの夫婦漫才に磨きがかかっていて面白かったです。
そして、アルマジロの絶妙なツッコミ(笑)
ほとんどの登場人物が関西弁で話すので、余計に漫才のような
遣り取りが面白く感じられるのかもしれません。

そしてそして、やっぱり美味しそうなものがいっぱい出てくるのです。
京都の白味噌を初めて食べた時、その甘さに衝撃を覚えたのを
思い出しました。

謎解きよりも登場人物同士の遣り取りを存分に楽しんだ1冊でした。

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読書会もどき

友達本

このところ友達から借りた本を着々と消化しています。
というのも、近々集まりがあるからなのです。

1~2ヶ月に一度くらいの頻度で、読書好きの友人が集まって
面白かった本を紹介しあったり、貸し借りしたり、共通して読んだ本の
感想を話したり、という読書会もどきのようなことをしています。

自分で買う本は、どうしても好きな作家さんの作品に偏ってしまいがちです。
こういう機会があると、ずっと食わず嫌いだった作家さんの作品や
全然知らなかった作品など、いろいろ新しい情報が入ってきて楽しいのです。
更に、本も借りられるというおまけつき (^_^)v

もちろん、そこは女友達ばかりですから、本の話だけでなく、
話はしばしばあちこちへ脱線もしますが・・・(^^;)
美味しいお食事と楽しいお話。 一時のささやかな楽しみです。

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『キング&クイーン』読了

『キング&クイーン』読了

「安奈は軽く息を吸い、深い井戸に小石をほうり込むようなつもりで、もう一度
 言葉を放った。
 「約束したのです。どんなことがあっても決して見捨てない、と」
 耳を澄ませる。
 短い沈黙の後、小石が水面に届いた微かな気配。
 首藤主任は、ふん、とひとつ鼻を鳴らして、電話を切った。」(『キング&クイーン』)

この著者の『ジョーカー・ゲーム』『ダブル・ジョーカー』がとても面白くて好きだったので、
“究極の頭脳戦”という帯に惹かれて読んでみました。

前半と後半でなんとなくかみ合わない感じのまま終わってしまったというのが
正直な感想です。
チェスというシンプルで複雑なゲームの説明と、主人公の以前の職業であった
SPという仕事の説明とが多くを占めてしまって、なんとなく前半で膨らんだ話が、
後半の解決部分にかけてちょっとしぼんでしまった感じがして残念でした。

ただ、登場人物やSPという職業にはすごく魅力があるので、ぜひ続編を書いて
欲しいと思います。

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蝉が鳴きだしましたね。

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 先週二日ほど雨が続いた後、やっと蝉の声を聞くようになりました。
まだまだ数は少ないようですけれど、我家の庭でも4匹ほど羽化したようです。
抜け殻があちこちの木にありました。

写真は隣家との境に置いた大きな棕櫚竹の鉢植えのところで羽化した
1匹です。
無理な姿勢で撮ったのでピンボケですが(^-^;
蝉時雨が聞けるのはこれからでしょうか。

オナガ達は相変わらず元気そうですが、庭と言わず玄関と言わず
お構い無しに大きな糞を落としていくのでちょっと困ったものです。
まあ、鳥たちにそんなことを言っても仕方ないのですが。

写真を撮りたいと思っているのですが、彼らの姿を見かけるとついつい
じーっと見入ってしまいます。
生き物の動きって面白いですよね。特に数匹が集まっていると
コミュニケーションを取っている様子が見られるので、夢中になって
しまうのです。

ハッと思って慌ててカメラを取りに行って戻ってくると、
まるでそれを見透かしたように姿を消してしまいます。
いつも次こそは!と思っているのですけれど・・・

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