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『面白南極料理人』読了

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「今日の夕食は外でジンギスカンやりまーす。当直は準備のヘルプよろしくー」(『面白南極料理人』)

 この呼びかけだけを聞けば何のことはない合宿の宴会準備のようですが、会場はマイナス40℃の極寒の地、南極ドーム基地。焼いた肉や野菜は取り上げたら瞬時に口へ入れなければ凍りつき、ビールも開栓してすぐに流し込まなければ苦い氷の固まりと化すという環境で、なぜか野外ジンギスカンパーティー(笑)

初めは全くの男世界で、しかも人数が9人のみという濃密さにクラクラしましたが、読み進めていく内に何とも面白おかしい面々が繰り広げる毎日に思わず声を上げて笑ってしまったりニヤリとしてみたり、かと思うと閉ざされた空間での共同生活ということでちょっとハラハラさせられたりと飽きることがありませんでした。何だかとんでもなく高い食材をガンガン使って作った料理を食べ、宴会をしているだけのような毎日に思えますが、これは著者が料理人だから。実際は極限状態での観測や肉体労働など、著者によると強制収容所の懲罰労働並のこともこなしているのです。せっかくなんだから南極生活を楽しもう!という著者の姿勢が好きです。

少し前に堺雅人さん主演で映画にもなっていました。私は観ていませんが、観に行った友人によると相当面白いようです。レンタルで観てみよう。人間ってたくましいな~と思わされる作品です。(たくましくなきゃ、あんなところで一年も過ごせませんって(^^;) )

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