« 『失踪症候群』読了 | トップページ | 『殺人症候群』読了 »

『誘拐症候群』読了

417e2dwt0l_sl500_aa240_1 「-それで、いったい何を始めようというんだ」「すこし、面白いことを考えています」(『誘拐症候群』)

貫井徳郎さんの症候群シリーズ第2弾です。今回は誘拐がテーマ。全く関係のないところで起こった二つの誘拐事件が思わぬところでつながり、解決されていきます。法的な証拠が乏しく、追い詰めることの難しい犯人を環はかなり強引な手段で追い詰めますが、事件を解決と犯人逮捕を至上命題とし、それ以外の事情には斟酌しない環の冷徹とも取れる面が現れ、メンバー達を困惑させます。前回はメンバーの原田の事情が事件に関わっていましたが、今回は武藤の過去が一部明かされます。

1作目よりも面白く読めました。事件の構造も複雑になっていましたし。前半はただただ武藤とそれに関わる内容しか出てこないので、このまま終わってしまうのではないかと思わされて、ちょっとハラハラしてしまいました。

今回、読んでいて何となくストーリーを知っているような気がしたので考えてみたら、かなり以前にサスペンスの2時間ドラマで観たような記憶がぼんやりと浮かんできました。出演者等は全く思い出せないのですが、犯人がどうやって誘拐する相手を選んでいたか、という謎が明かされる部分だけが何となく記憶に残っていました。単純に、パソコンって怖いんだな~と思ったんです(笑) ちなみに、そのドラマが面白かったかどうかの記憶はありません(^^;)

|

« 『失踪症候群』読了 | トップページ | 『殺人症候群』読了 »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130455/45754520

この記事へのトラックバック一覧です: 『誘拐症候群』読了:

« 『失踪症候群』読了 | トップページ | 『殺人症候群』読了 »