寒い朝

寒い朝

寒い朝ですが、この風景はお気に入りです。
すごくキレイな朝焼け。
携帯で撮ったので美しさの半分も表現できてませんが。
本当はもっともっとオレンジとブルーのコントラストが薄闇に
浮かび上がってとても綺麗です。
今日は有り明けの月と明けの明星も西の空にくっきりと見えていました。

この景色を窓から見ると、仕事前、寒い朝に頑張って起きた
ご褒美をもらったような気持ちになります。

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『天使の報酬』読了

『天使の報酬』読了

「黒田さん。あなたという人は、なぜ外務省に入ったんです?警察庁に進んで
 いたなら、今ごろ我々の上司になっていたかもしれない。なあ、大垣君」
 (『天使の報酬』)

年が明けて、あっという間に半月が過ぎてしまい、1月も既に後半です。
毎日寒くて震えていますが、それより憂鬱なのがこれから始まる
花粉の季節。今年はかなり酷くなると去年から言われているので、
気分的に既に負けてしまっている感じです(>_<)

年末年始、やたらにインプットばかりしてました。
読む読む、ひたすら読む・・・。
アウトプットは全く追いつかない状態になってました。
自宅PCの調子が良くないのも要因の一つ。
ついついPC立ち上げるのが億劫になってしまって。
って、すべて言い訳ですが(^^;)
ひたすらインプットしていた時の本の感想は、追々書けたらいいなと
思っています。

さて、昨年末に刊行された真保さんの新刊『天使の報酬』です。
『アマルフィ』に続く黒田康作シリーズ第2弾。
面白かったです。久しぶりに真保さんの作品でドンドン先が
読みたいのに、読み終えてしまうのが惜しいと思いました。
この前に刊行された『ブルーゴールド』も面白かったのですが、
少し小さくまとまり過ぎてしまった感じがしていたので。

サンフランシスコで、日本人女子大生が行方不明となります。
その子の父親からの要請で、邦人保護担当の黒田康作が調査を
することになります。
調べていく内に、単なる女子大生の失踪事件ではなく、その裏に
隠された様々な秘密が浮かんでくるのです。
その後事件はサンフランシスコから日本へ舞台を移し、外務省だけでなく
警視庁、警察庁、厚生労働省を巻き込んでの駆け引き、罠などが
次々に現れてきます。

登場人物が官公庁に所属しているケースが多いため、どの人物も
ひと癖あり、霞が関で泳ぎ渡ってきた逞しさを感じさせます。
人としての個人的なあり方と、官僚という立場との板挟みになっている
人々の姿は、私が抱いている官僚に対するイメージとは少し違っていました。
もちろん、イメージ通りの人も登場しますが(笑)

この作品はフジテレビで先週から始まった連ドラ「外交官 黒田康作」の
原作だそうですが、ドラマの第1回目を観た限りでは全然別物でした。
これからドラマの方のストーリーがどう展開するのかは分かりませんが、
登場人物が、小説の登場人物と名前が同じなだけで設定がかなり違って
いましたし、話の発端も全然違いました(^^;) まあ、こんなもんでしょう。
『アマルフィ』も映画の方は「あ~あ」という感じのストーリーになって
しまっていましたので、そこから考えればなんとなく・・・。
《小説》と《ドラマ》はまったく別物、と考えた方が素直に楽しめる気がします。
あるいは、設定の違いを探して楽しむというのも面白いかもしれません。

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『サイン会はいかが?』読了



「話を書いたのはあなたでも、本は、あなたひとりのものじゃ
 ないんだから」 (『サイン会はいかが?』)

本は毎日ザクザクと読んでます。
いつもの読書会メンバーに加え、異動してきた読書家の後輩と
意気投合、自然と本の貸し借りが始まり、読む本に全く不自由
しないという本読みにとっては願ってもない状況の今日この頃です。

そんな友達本の一冊。
書店が舞台、書店員が主人公の成風堂書店事件メモシリーズです。
『取り寄せトラップ』『君と語る永遠』『バイト金森君の告白』
『サイン会はいかが?』『ヤギさんの忘れもの』の5編が収められています。
中でも『君と語る永遠』は、本屋らしいというか、本という存在がとても
素敵な形で取り上げられていて良かったです。

前作の『配達あかずきん』よりは全体的に話のつくりや運びは
良くなっていたと思います。ただ、『取り寄せトラップ』と
『サイン会はいかが?』はちょっと謎解きありき、のような違和感が
拭えなかったのが残念です。

本屋という舞台ではありますが、日常の謎をテーマにしているので
内容が重くなりすぎずに読みやすく、一気に読めてしまいました。

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ポプラ社 《百年文庫》

ポプラ社から国民読書年記念企画として、《百年文庫》が創刊されました。
http://www.poplar.co.jp/hyakunen-bunko/index.html

以前に同じポプラ社から発売になった『諸国物語』『百年小説』もすごく気になって
いたのですが、いかんせん大きいのと高いのとで二の足を踏んでしまい、
「図書館でいいかな~」なんて尻込みしたまま月日が過ぎていました。

今度の《百年文庫》は、1冊が税込788円と、新書1冊くらいのお値段。
サイズもほぼ新書と同じ。表紙はとてもシンプルで、白地に各巻のテーマと
なっている漢字が一文字、その下に三人の著者名が入っているだけです。
でも、そのカバーを外すと、画家・安井寿磨子さんのオリジナル木版画が
入っています。しかも、一冊ずつ違うそうです。
全部で100冊刊行予定だそうですが、初回は半分の50冊が一気に
出ました。

古今東西の名短編がテーマ毎に三作ずつ入っていて、作家も日本人、
外国人問わず入り乱れています。
まだ書店の店頭でちらりと見ただけですが、ものすごくワクワクしました。
全然知らない作家さんがたくさん入っていて、まだまだ読んでいない
作品の多さを痛感です。
こうなるとまた『諸国物語』や『百年小説』への想いが再燃してきたりして(^^;)
まずは1冊、どれか選んで読んでみたいと思います。

読みたい本はたくさんあるけれど、時間と自分の能力を考えるとまったく
追いつかない状況なのでした。

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三連休も最終日

気がつけば10月も10日を過ぎ、今日は三連休の最終日(私は仕事なのですが・・・)

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今年は金木犀の花がとても多いように感じます。
あまり日当たりの良くない我が家の庭でも結構な数の花をつけてくれていて、
窓を開けると良い香りが漂ってきます。
残念なことにこの週末の雨で花はかなり落ちてしまい、香りも半減してしまった
気がします。

毎年金木犀の香りが漂い始めると10月になったな~と思うのです。
昨日も庭いじりをした後、ぼんやりと庭を眺めながらほのかに香る金木犀を
愉しみました。

皆さん三連休はどこかへ泊まりがけで遊びに行かれたりするでしょうか。
私は仕事がら休みが不規則で世間がお休みの祝祭日や連休に縁がない
ことが多いです。
平日にお休みだと、どうしても友人は誘いづらくなるので一人でフラリと
出かけたり、家でのんびりすることが多くなります。
それはそれで結構楽しんでいるのですけれど。
今の季節、庭の縁台に腰掛けて紅葉の木陰で読書をします。
蚊もいなくなって、暑くもなく寒くもなく、爽やかでとても気持ちが良いのです。

狭い庭ですが、早朝は特に庭の酸素が濃いような気がします。
鳥の声や葉擦れの音を聞きながら空気を胸一杯に吸い込むだけで、
なんだか体中にキレイな空気が巡っていくようなそんな気がします。

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